2010-01-01から1年間の記事一覧

【中国茶会】冬至のころ

今年最後の中国茶会は、冬至の前日に行いました。 柚子の香りを味わいながら、 土牀の冬至のあいさつの漢詩から お好きな一節を筆でお帳面に書き写しました。 湯は柚子湯を、 中国茶は白毫烏龍茶、 乾菓は山ぐるみとサンザシ、柚子。 点心は豆粥と肉餅です。

【かわいいワインレッスン】第4回:シャンパーニュ

12月のテーマは、「シャンパーニュ」。 シャンパンやスパークリングといった、 泡ものワインをテイスティングしました。 すっきりさわやかな泡立ちが特徴の スペイン産スパークリングワインのカヴァ、 製造過程で滓〈おり〉引きを行わず ぶどうの風味を生か…

【文系のための物理学講座「かわいい物理」】第4回:クリスマス実験

写真は、12月のクリスマス実験で作った雪の結晶です。今月の「かわいい物理」では、 「平松式ペットボトル人工雪発生装置」を使って、 雪の結晶を作りました。 実験に使うのは、ドライアイスとペットボトル、 保冷バッグや発泡スチロール、テグスなど。 2〜3…

【手芸教室「世界の刺繍を刺そう】ビーズ刺繍

12月の手芸教室のテーマは、 「ビーズ刺繍でクリスマスオーナメントを作ろう」。シャンパンゴールドのスパンコールとシルバーのビーズを使って、 ハート形とクロス形の2種類のオーナメントを作りました。 今回はたくさんのスパンコールやビーズを刺したり 綿…

【栗コーダーのクリスマス in 綿業会館】開催! 栗コーダーカルテットのクリスマスライブを開催しました。 会場は、ワークルーム*Aのお向かいの綿業会館 新館大ホール。 新館といっても昭和30年代に増築された、趣のある空間です。 クリスマスツリーを飾った…

【詩でめぐる英国の旅】イングランド南部その2 ハーディとシェリー

英国を北から南へとたどる「詩で巡る英国の旅」シリーズは回を重ね、 イングランド南部まですすみました。 今月は、イングランド南部出身の詩人ハーディとシェリーの特集です。 ハーディは、生涯に950編もの詩と小説を発表した多作の詩人。 故郷・イングラン…

秋冬クラス第6回

今回のテーマは、「ゴーギャン」。 印象派に影響を受けた初期の作品から 独自のスタイルを確立したとされる フランス北西部ポン=タヴェンで過ごした時代、 タヒチで制作した作品まで。 ゴーギャンに影響されたといわれるゴッホの作品などもみながら、 ゴー…

【文系のための物理学講座「かわいい物理】12月はクリスマス実験です!

12月の文系のための物理学講座「かわいい物理」は、クリスマスらしい実験を行います。 「平松式ペットボトル人工雪実験」というもので、 ペットボトルとドライアイスを使って、人工雪を作ります。 氷の結晶が、木の枝のように枝分かれして成長するのを観察し…

【ワークルームの手芸教室「世界の刺繍を刺そう」】12月のイメージ

12月の手芸教室のテーマは、「ビーズ刺繍でクリスマスオーナメントを作ろう」。 ハートとクロスの、2種類のオーナメントを作ります。 シャンパンゴールドとシルバーのビーズを刺し、 フエルト生地と合わせてふくらみを持たせたオーナメントは、 かわいいけれ…

武田晋一展覧会「corporeal ideas」開催中

武田晋一展覧会「corporeal ideas」がはじまりました。 武田さんは、インスタレーションやドローイング、 陶芸作品等を発表しているアーティスト。 今回は、その上でたくさんのイベントや教室が行われている、 ワークルーム*Aの大きな机を使った インスタレ…

「栗コーダーのクリスマス in 綿業会館」12月11日に開催「ピタゴラスイッチ」や映画「クイール」の音楽で知られる 栗コーダーカルテットが、12月11日(土)にクリスマスライブを開催します。 会場は、クラシカルな洋風建築の大阪・綿業会館。 重要文化財に指…

【墨ワークショップ】コラージュ

墨ワークショップ3回シリーズの最終回は、「コラージュ」。 これまで描いた作品や新聞をモチーフに、コラージュ作品を制作しました。 三角に切った細かい紙片を重ねたり、 丸形に切った作品のかけらを並べたり、 新聞のカラー広告を使ったりして、 さまざま…

【クリスマスリース教室】

クリスマスを前に、クリスマスリース教室を開催しました。 サンキライのつるで作ったツルに、 ピンクペッパーをたっぷり巻き付けていきます。 簡単に作れるのにゴージャスに見えるのは、 林先生のアイデアです。 できあがったリースはこれからの1か月間、 …

【英詩を読む】ロセッティと子どものための詩

英語の音の美しさが際立つといわれる、 イギリスの詩人ロセッティの特集です。 「Who Has Seen the Wind?」=「誰が風を見ましたか?」という 一節が有名な詩などを、CDを聞きながら詩の世界を味わいました。 ロセッティの作品を集めた「Sing Song」という詩…

【しっかりワインレッスン】イングランドのワイン特集

今月のテーマは、「イングランドのワイン」。 まだあまり日本に輸入されていない、 めずらしいワインをご紹介しました。 イングランド南部の イーストサセックスやウエストサセックスで作られた 赤・白・スパークリングワインをテイスティング。 とくに好評…

【かわいいワインレッスン】第3回:コート・デュ・ローヌ&南フランス

今月のテーマは、「コート・デュ・ローヌ&南フランス」。 南フランスは、フランス国内で最も早くからワインが作られていた地域です。 太陽をたっぷり浴びたぶどうから作った、 プロヴァンス地方のロゼワインと赤ワインは、 フレッシュな風味が特徴です。 ロ…

【ワークルームの手芸教室「世界の刺繍を刺そう」】フランス刺繍

11月の手芸教室のテーマは、 フランス刺繍「ウール地に可愛い文様を刺そう」。 モコモコのウール生地に、ぶどうモチーフを刺して テーブルセンターを作ります。 今回は、クロスステッチやケーブルステッチ、 バックステッチ、フレンチナッツ…。 11種類ものス…

【中国茶会】紅葉のころ

紅葉が美しい時季。 まず、キーモン紅茶に シナモンや八角、クローブやバラのつぼみを加えた スパイスティーを味わってから 詩を書き写しました。 北宋の詩人、梅堯臣〈ばいきょうしん〉の 「魯山山行〈ろざんさんこう〉」という詩の一節で 秋に、銘茶の産地…

【仏教なぜなに問答】

月に一回、お坊さんとともに 「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み、 仏の教えを学び、話しています。 今月はお経につづいて、 仏教でいう「方便〈ほうべん〉」という言葉についてのお話がありました。もともと「方便」とは、相手に合わせることを指す…

【ワークルームの手芸教室「世界の刺繍を刺そう」】11月のイメージ

11月の手芸教室のテーマは、 フランス刺繍「ウール地に可愛い文様を刺そう」。 線や面を刺す11種類ものステッチを使って、 ぶどう柄がポイントのテーブルセンターを作ります。 ぶどうの丸いラインをさまざまなステッチで刺し、 房を立体的に仕上げます。 同…

ニコール シュミット展覧会「record of doing」開催中

ニコール シュミットさんの展覧会「record of doing」がはじまりました。 日本の大学での卒業制作や、 スイス・バーゼルのデザイン学校の課題で制作した、 さまざまな本を展示しています。 装丁や製本、デザインにいたるまで、 すべてニコールさんの手による…

【しっかりワインレッスン】11月のおしらせ

11月のしっかりワインレッスンのテーマは、 「イングランドのワイン」特集です。 以前イギリスの航空会社に勤務しロンドンに5年間、在住経験のある 中野先生が、イングリッシュワインの世界へご案内します。 今回は、赤・白・スパークリングワインをテイス…

【ワークルームの手芸教室「世界の刺繍を刺そう】ホワイトワーク

10月の手芸教室のテーマは、「ホワイトワーク」。 1930年代にリヨンで出版されたモノグラムの図案集をもとに、 お好きなイニシャルを刺していきました。 まず、芯を作るために、ざっくり下縫いをした後、 イニシャルの直線や曲線に沿った細かい刺繍を重ねて…

【かわいいワインレッスン】11月のお知らせ

11月の「かわいいワインレッスン」のテーマは、 「コート・デュ・ローヌ&南フランス」です。 ローヌ川流域で作られるコート・デュ・ローヌのワインと、 地中海に面したプロヴァンスの定番、ロゼワインをテイスティング。 同じく南フランス特産の、ハーブに…

【英語教室】秋冬クラス第3回

今回のテーマは、「セザンヌ」。 「近代絵画の父」と呼ばれるセザンヌは、 印象派の作家たちと活動を共にした後、独自の造形的な表現に挑んだ画家です。 彼の作品は、のちの「キュビズム」や 「エコール・ド・パリ」の画家たちに大きな影響を与えたといわれ…

【墨ワークショップ「簡単なプリント技術」】

墨の世界に遊ぶワークショップの第2回目。 今月のテーマは、「簡単なプリント技術」です。 墨をたっぷりつけた紙に上から紙を重ねて転写させたり、 アセテート素材のシートに模様を描いて紙にかぶせたりと、 印刷の原型ともいえるような、さまざまな表現を試…

【かわいいワインレッスン】第2回:ロワール&アルザス

今回はロワールとアルザスのワイン特集です。 フランス北西部・ロワールは、古城巡りの観光で知られているように、 どことなく王侯貴族の空気感というのか、 ナチュラルでいて、あかぬけた印象のワインが多く作られているのだそうです。 今回は、ロゼワイン…

【英詩を読む】チョーサーとT・S・エリオット

今月のテーマは、チョーサーとT・S・エリオット。 時代も作風も異なる二人ですが、 実は作品を通してつながりがあるのだそうです。 チョーサーは「英詩の父」とも呼ばれる、中世イギリスを代表する詩人です。 代表作『カンタベリー物語』は イギリス国教会の…

クリスマスリース教室のおしらせ

久々にフラワーアレンジのクラスを開催することに決まりました! クリスマスに向けて、ピンクペッパーを使ったリースを作ります。 サンキライのツルで作った土台に、 ピンクペッパーをたくさんとめつけて 仕上げにリボンを飾ります。 「どれくらいボリューム…

【英語教室】秋冬クラス第2回

英語教室秋冬クラス第2回のテーマは、 「ポスト印象派の概要」。 印象派とポスト印象派の違いなど、 実際に作家の例をあげながらディスカッションしました。 そして現在、ワークルーム*Aで開催中の 浅野孝之個展「口4つと犬」を見学しました。 作家の浅野孝…