仏教なぜなに問答

【仏教なぜなに問答】

「仏教なぜなに問答」では、毎月「仏説無量寿経」というお経を 少しずつ読んでいます。 今月読ませていただいたのは、「五悪段(ごあくだん)」という、 悪についての部分。読めば読むほど苦しくなるような、 厳しい言葉が続きます。たとえば、このような部…

【仏教なぜなに問答】

お坊さんとともに仏教を学び、語る「仏教なぜなに問答」。 「仏説無量寿経」というお経も少しずつ読み進めています。 今月はこんなお話がありました。 「無量」とはどのようなものか。 はかることができないほど多い。 あるいは広いとか狭いといった限界がな…

【仏教なぜなに問答】

毎月仏教のふしぎをともに学び、考え、語りあう「仏教なぜなに問答」。「仏説無量寿経」というお経も少しずつ読んでいます。 「仏説無量寿経」というお経は、壮大なストーリーからできているといいます。 もとはある国の王であった宝蔵菩薩(ほうぞうぼさつ…

【仏教なぜなに問答】

あわただしい日常にあってひととき、仏教のふしぎをともに考え、学んでいます。 「仏説無量寿経」というお経も少しずつ読み進めています。 今月は、こんな一節を読みました。 「遠離麤言 自害害彼 彼此倶害 修習善語 自利利人 人我兼利」 (口語訳) 自分を…

【仏教なぜなに問答】

仏教のふしぎをともに学び、考える時間です。 「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み進めています。 今月は、こんな一節を読みました。「少欲知足にして染(ぜん)・恚(い)・痴なし」 =欲は少なく足ることを知って、貪(むさぼ)り・怒り・愚かさを離…

【仏教なぜなに問答】

仏教のふしぎを、お坊さんとともに考え、学び、語る「仏教なぜなに問答」。 今月はお経を読むのはお休みし、 参加者の皆さんの質問にお坊さんが答えるという、 まさに「問答」が行われました。 ちょうど正倉院展の時期だったこともあり、 「仏さまとブッダは…

【仏教なぜなに問答】

「仏教なぜなに問答」では、毎月「仏説無量寿経」というお経を 少しずつ読み進めています。 全部で四十八願あるお経のうち、今月は「四十四願」を読みました。 今日は、こんな話がありました。 「聞く」とは「出会う」ということであると。 お経を聞くと、す…

【仏教なぜなに問答】

仏教のふしぎを、ともに考え、ともに学ぶ「仏教なぜなに問答」。 毎月「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み進めています。 四十八願の大願があるうち、今月は「四十三願」を読みました。 四十三願には「いのち終わりてのちに 尊貴〈そんき〉の家に生じ…

【仏教なぜなに問答】

毎月、「仏説無量寿経」というお経を読み進めていますが、 今月は、ちょっと番外編。そもそもお経とはどんなものなのかについて、 みなさんで考えました。 たとえば、こんなお話がありました。 お経というのはすべて決まり事があり、 それは、お釈迦様が話し…

【仏教なぜなに問答】

今月は、お経の内容からは少し離れて、 毎月読みすすめているお経「仏説無量寿経」そのものについての お話がありました。少しご紹介します。 「無量寿経」は、2巻に分かれたお経。 上巻では、阿弥陀さまという仏さまが、 どのようにして法蔵菩薩(ほうぞう…

仏教なぜなに問答

「仏教なぜなに問答」では毎月、「仏説無量寿経」というお経を読みすすめています。 この日は、第三十願から三十四願までを読みました。 そのうちの第三十三願には、現代語訳でこんなくだりがあります。 「わたしが仏になるとき、すべての数限りない仏がたの…

【仏教なぜなに問答】

毎月、「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み進めている「仏教なぜなに問答」。 四十八ある願いのうち、二十八願、二十九願を読みました。 二十八願の現代語訳は、このような内容です。 「わたしが仏になるとき、わたしの国の菩薩で、たとえ功徳の少ない…

【仏教なぜなに問答】

「仏教なぜなに問答」では、 毎月「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み進めています。 このお経では、法蔵菩薩さまが48の願いを立て、 「その願いがすべて成就するならば、 私は阿弥陀仏になります。もし、その願いがすべての人々に行き渡らないならば…

【仏教なぜなに問答】

今月は、久しぶりに「仏説無量寿経」というお経を読みました。 四十八願あるうち、今回読んだ二十三願は「供養諸仏の願」といわれるのだそうです。 こんなお話がありました。 「たとえば、さびしい人があるならば、さびしい人の心を尊敬する。 あらゆる人の…

【仏教なぜなに問答】

超短いお経「礼讃文〈らいさんもん〉」を 読むことからはじまった、今月の「仏教なぜなに問答」。 仏教でいう「悟り」について、こんなお話もありました。 「悟りというのは、ぼーっとすることではない。 非常に動的なものである」と。 そこからお話が広がり…

【仏教なぜなに問答】

今回は、石崎先生が先週ボランティアで訪れたという、 仙台と石巻についての報告から始まりました。 テレビでの報道とはまた違う、現場で見聞きし、体験したことなど。 仏教者として何ができるか、と考えたことをお話されました。 また、仮設住宅に入居でき…

【仏教なぜなに問答】

今月の「仏教なぜなに問答」では、 「分別〈ふんべつ〉」と「無分別〈むふんべつ〉」についてのお話がありました。 ふだん「分別がある」というのは考えがあってよいこと、 「無分別」というのは、考えがないことのようにいわれます。 一方、仏教の世界では…

【仏教なぜなに問答】

今月は展覧会期間中なので会場を変え、綿業会館で開催、 お経を読むのはお休みし、あれこれお話しました。 たとえば、こんなお話がありました。 月は同じお月様でも、見る人によって見え方がちがう。 そこに、こんな質問が出ました。 法然上人の歌に「月影の…

【仏教なぜなに問答】

今年の「仏教なぜなに問答」は初心にかえります。 みなさんの疑問や質問におこたえする問答をメインに、 お経を少しだけ読むかたちで進めることになりました。 今日は「生死一如〈しょうじいちにょ〉」という言葉について お話がありました。始まりがあれば…

【仏教なぜなに問答】

月に一回、お坊さんとともに 「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み、 仏の教えを学び、話しています。 今月はお経につづいて、 仏教でいう「方便〈ほうべん〉」という言葉についてのお話がありました。もともと「方便」とは、相手に合わせることを指す…

【仏教なぜなに問答】

今月の「仏教なぜなに問答」は、番外編。 お盆に放送されたテレビ番組「戦争と仏教」を見て、 みなさんで感想を語り合いました。 番組の内容は、第二次世界大戦中に 大阪の寺院で発行した門徒向けの寺報「如是」をもとに、 仏教が、戦時中にどのようにして …

【ふしぎがいっぱい 仏教なぜなに問答】

今月は「仏説 無量寿経」というお経の おさらいからはじめました。今から2500年ほど前に、お釈迦さまが弟子の阿難〈あなん〉さんに 語りかけるかたちで編まれた経典です。 お経のお話につづいて、「現世利益」の三つのご利益〈りやく〉についてもお話があり…

【ふしぎがいっぱい 仏教なぜなに問答】

月に一回、お坊さんとともに 「仏説無量寿経」というお経を読み、 仏の教えを学び、話しています。 今日は、こんなお話がありました。 「その人の名を思わなければ、 その人の徳を称賛することはできない」。 「名<みょう>」とは、もともと名乗りという意…