中国茶会
二十四節気の「穀雨」の前日。 春の最後の節句、「穀雨」の頃は雨がよく降る時期とされますが、 この日も午後に強い雨が降りました。 そんな時候を詠んだ漢詩「雨中に春を送る」のお好きな一節をお帳面に筆で書き写し、 みなさんで作品を披露し、それぞれの…
今月は、ろうそくの灯りのもと、 猫柳のようにふっくらした白い芽の「雲南緑茶」を飲み、 お帳面に漢詩を書き写しました。 今月の漢詩は、蘇軾〈そしょく〉の「東欄梨花」と、南啓の「尋胡隠君」。 春のなかの悲しみの詩と、春ののびやかさを詠んだ詩です。 …
今月は、元宵〈げんしょう〉節にちなんだ中国茶会を催しました。 中国では、旧暦の1月15日を元宵節といい、 提灯〈ちょうちん〉を飾ってお祝いする習慣があるのだそうです。 それにならって、提灯をともしたほの暗い雰囲気のなか、 「正月十五夜」の詩をお帳…
二十四節気の小寒のころ。 北宋の詩人、王安石の詩「梅花」から イメージをふくらませて、お帳面に詩の一節や絵を描きました。 中国では、春の花として 梅の花が好まれるのだそうです。 その理由は、逆境に負けずに咲くことと、 白さは雪に負けるけれども、…
今年最後の中国茶会は、冬至の前日に行いました。 柚子の香りを味わいながら、 土牀の冬至のあいさつの漢詩から お好きな一節を筆でお帳面に書き写しました。 湯は柚子湯を、 中国茶は白毫烏龍茶、 乾菓は山ぐるみとサンザシ、柚子。 点心は豆粥と肉餅です。
今年初めての新茶が登場! 3月中旬に摘み取ったばかりの新茶と 花茶3種をテイスティングしました。 点心は春巻、乾果は蜜がけのクルミとナッツ、 キウイのドライフルーツ。 この日、黄先生が選んだ漢詩は「飲時」。どんな時にお茶を飲むのが良いのかという…