ニコール シュミット展覧会「record of doing」開催中

ニコール シュミットさんの展覧会「record of doing」がはじまりました。


日本の大学での卒業制作や、
スイス・バーゼルのデザイン学校の課題で制作した、
さまざまな本を展示しています。
装丁や製本、デザインにいたるまで、
すべてニコールさんの手によるものです。


たとえば、「文字と音」をテーマにした卒業制作では、
目に飛び込んでくる、マンガの中で使われているオノマトペ
文字を使って表記された楽譜、音楽的なタイポグラフィ
音を視覚的に表わした詩や小説、
漢字の中にひそんでいる音などをまとめた5冊の冊子を紹介。


バーゼルのデザイン学校時代のものからは、
3次元のデザインなど、授業の成果をまとめた本のシリーズや、
工藤直子の詩「こわがりのときの海豚〈いるか〉」をドイツ語に訳し、
色やタイポグラフィで海豚の気持ちを表した本を展示しています。


実際に本を手に取り、ページをめくることで、
ニコールさんが国内外で出会った発見や学びをたどることができます。


明日10月30日(土)は、午後6時から8時までトーク&パーティを開催します。
展覧会は11月6日まで。平日は午後5時から9時まで
土曜は午後2時から5時まで。日祝お休み、
いずれも入場無料です。