【墨ワークショップ】

書道とはまたちがうアプローチで、墨に親しむワークショップです。 墨をするところから始めて、墨の濃淡やにじみ、ぼかしといった さまざまな手法を試して、墨の多彩な魅力にせまります。 今月は、身近なものを使って絵を描きました。 クリスティーン先生に…

【英語教室】北斎展でgallery visit

特別展 ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」展を訪れました。 葛飾北斎は、江戸後期に浮世絵師として画壇をにぎわせ、 90年におよぶ生涯にわたり、つねに新しい表現を模索した画人です。 有名な「冨嶽三十六景」から「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」をはじめ、…

【仏教なぜなに問答】

あわただしい日常にあってひととき、仏教のふしぎをともに考え、学んでいます。 「仏説無量寿経」というお経も少しずつ読み進めています。 今月は、こんな一節を読みました。 「遠離麤言 自害害彼 彼此倶害 修習善語 自利利人 人我兼利」 (口語訳) 自分を…

【英詩を楽しむ】青の美学

英詩の豊かな世界を味わう「英詩を楽しむ」。 今月のテーマは「青の美学」でした。 「とにかく青色が好き!」という武田先生のコレクション大公開! 青い濃淡の花デルフィニュームが彩る会場で 英詩、文学、絵画、花や色の名前、青い文房具など、 青の世界に…

【墨ワークショップ】滲み、型、レジスト

「非常に腹を立ててすさまじい剣幕で 手紙を書こうとする人でも、墨をする間に 十分に冷静になる丈の時間がある」。 明治初めに日本に滞在し、日本人の暮らしを見つめ続けたアメリカの動物学者、 エドワード・S・モースの言葉より。 墨をするどころか、文字…

【英語教室】Free Talk

とくにテキストなど定めず、話したい内容を自由に話す英語教室「Free Talk」を 毎月開いています。 今月は、こんな話がありました。 クリスティーン先生は先日、奈良県吉野町の和紙工房を訪れたそうです。 そこでは日本で最高峰といえる、手漉き和紙が作られ…

【仏教なぜなに問答】

仏教のふしぎをともに学び、考える時間です。 「仏説無量寿経」というお経を少しずつ読み進めています。 今月は、こんな一節を読みました。「少欲知足にして染(ぜん)・恚(い)・痴なし」 =欲は少なく足ることを知って、貪(むさぼ)り・怒り・愚かさを離…

【ウクレレ教室】

毎月一回、おもに日曜日に開催しているウクレレ教室。 演奏したい曲、好きなナンバーを中心に、毎回一曲ずつ練習しています。 ふだんは皆さんで同じ曲を練習をすることが多いのですが、 今月はそれぞれ希望する曲に挑戦しました。 ジャズのスタンダードナン…

【中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」】雨前のころ

今年初めての中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」。 教室も新学期を迎えました。 中国茶も漢詩も、この季節ならではのものが選ばれました。4月5日の節気「清明」と4月20日の「穀雨」にはさまれた期間は「雨前(うぜん)」といわれ、 この時期に摘まれた茶…

【英詩を楽しむ】村岡花子と『赤毛のアン』

「村岡花子と『赤毛のアン』」をテーマに「英詩を楽しむ」を開きました。 村岡花子は、ご存じのように『赤毛のアン』を日本に紹介した翻訳者。 もとは、1939(昭和14)年にカナダ人宣教師婦人が帰国するときに 『赤毛のアン』を彼女に手渡したのが、アンに出…

【英語教室】Free Talk

アートを中心に、話したい内容を自由に話すクラスです。 クリスティーン先生は先月、イングランドに里帰りをしていたそうで、 現地で開催した墨のワークショップについてのお話がありました。 参加者のみなさんが最近出かけた展覧会や、好きな作家について、…

【墨ワークショップ】簡単なプリント技法

新学期の墨ワークショップ。 テーマは「簡単なプリント技法」です。クリスティーン先生が机の上に用意したのは、 じゃがいもやにんじん、きゅうりといった野菜と、 画用紙や粗い麻布など。 これらを使って、いったい何を作るのでしょう? いずれもプリントす…

【英詩を楽しむ】「ジュリー・アンドリュースの選んだ詩」

イギリスやアメリカの詩人が書いた詩を読み、聞き、時には音読する講座です。 とはいっても、英語のレベルはごく初級。 英語の音の響きを楽しみ、意味は日本語訳で確認し、クラスを進めています。 今年第1回目のテーマは、「ジュリー・アンドリュースの選ん…

【墨ワークショップ】Texture 手ざわり

「非常に腹を立てて、すさまじい剣幕で手紙を書こうとする人でも、 墨をする間には十分冷静になる時間がある」。 そう言ったのは、明治初期に日本に滞在した動物学者エドワード・S・モース。 墨をするプロセスを興味津々で見つめていた、モースの視線が伝わ…

英語教室「Free Talk」

英語教室「Free Talk」では、アートを中心に 英語で伝えたい内容を話す練習をしています。 自分が話すのはもちろん、参加者みなさんの話を聞き、質問をしたりすることで 英語を話すことに慣れ、ボキャブラリーを増やすことを目指しています。 今月は、「お正…

【中国茶の時間】「茶詩・漢詩と中国茶と」冬至のころ

北半球では日が最も短くなる「冬至」のころ。 日本では、かぼちゃを食べたり、ゆず湯などが知られていますが、 古代中国の宮廷では、冬至は「元旦の儀」と同じくらい、 大切にされた節気だったのだそうです。 今月は、唐の詩人・白居易の「邯鄲冬至夜思家」…

【墨ワークショップ】スケッチ

毎月、墨をするところから始め、墨を使って遊ぶ「墨ワークショップ」。 今月のテーマは「スケッチ」でした。 机の上には、スケッチするためのさまざまな物が並びます。 クリスティーン先生がフィンランドで見つけた木彫りのクマや、 インド土産のゾウ、綿業…

【Free Talk】芸術についてやさしい英語で話しましょう

アートを中心に、話したい内容を英語で自由に話す 初心者向けのクラスです。 今月は、参加者の皆さんが最近見た展覧会や映画についての 話題が出てきました。 まずクリスティーン先生から、イングランドで見つけたアートブックについて 説明がありました。 …

【仏教なぜなに問答】

仏教のふしぎを、お坊さんとともに考え、学び、語る「仏教なぜなに問答」。 今月はお経を読むのはお休みし、 参加者の皆さんの質問にお坊さんが答えるという、 まさに「問答」が行われました。 ちょうど正倉院展の時期だったこともあり、 「仏さまとブッダは…

【中国茶の時間】「茶詩・漢詩と中国茶と」霜降のころ

暦の上では、北国に霜が降りはじめる節気「霜降」のころ。今月の花湯は、今年の秋に咲いたキンモクセイのお茶でした。 福建省のキンモクセイは、桃のような甘い香りがするのが特長です。 点心の焼きまんじゅうといただきました。 十月の漢詩は、もうすぐ見頃…

【中国茶の時間】「茶詩・漢詩と中国茶と」重陽のころ

夏休みをはさんで2か月ぶりの中国茶会は、 二十四節気の「重陽(ちょうよう)」がテーマ。 前日の9月9日が、ちょうど重陽でした。 奇数で最大の「9」が重なる日で、 中国ではおめでたい日とされているそうです。 みなさんが揃うのを待つあいだに、 花湯…

中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」大暑のころ

一年のうちで最も暑さがきびしくなる「大暑」のころ。 夏の暑さにちなんだ漢詩二編を読み、 お好きな一節を和紙に書き写しました。 その漢詩をご紹介します。 一つめは、「夏日題悟空上人院」。 晩唐の詩人、杜荀鶴(とじゅんかく)による詩です。 「暑い盛…

【英詩を楽しむ】テニスン作『イノック・アーデン』

今月のテーマは、ヴィクトリア朝の詩人 テニスンによる物語詩『イノック・アーデン』。 武田先生が『イノック・アーデン』を知ったきっかけは、 『ジュニアそれいゆ』や『ひまわり』といった雑誌で紹介されていた、 英詩の記事を読んだことだそうです。 先生…

【芸術についてやさしい英語で話しましょう】第7回:絵巻物

今回のテーマは「絵巻物」。 『源氏物語』や『信貴山縁起』を題材に、絵巻物の世界をひもときました。 『源氏物語』は、「作り絵」という手法が用いられています。 後に日本画の代表的な顔の描き方となる「引目鉤鼻(ひきめかぎばな)」で描かれていて、 表…

【仏教なぜなに問答】

「仏教なぜなに問答」では、毎月「仏説無量寿経」というお経を 少しずつ読み進めています。 全部で四十八願あるお経のうち、今月は「四十四願」を読みました。 今日は、こんな話がありました。 「聞く」とは「出会う」ということであると。 お経を聞くと、す…

【英詩を楽しむ】雲の詩学

毎月、アメリカやイギリスの詩人が書いた詩を読む「英詩を楽しむ」。 今月は少し趣向を変えて、「雲の詩学」がテーマです。 講師の武田先生は、長く「雲」にまつわるものを収集されてきたそうです。 その内容は、画集や写真集、詩集や絵本、ポストカードなど…

中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」夏至のころ

太陽が夏至点を通過し、北半球では昼が最も長くなる頃。 今月のお教室は、間近に迫った「夏至」がテーマでした。 今月の漢詩は、タイトルそのものが「夏至」。 北宋と元の間の、短い期間の「金」時代の詩人、 趙 秉文(ちょう へいぶん)の作です。 七言絶句…

【芸術についてやさしい英語で話しましょう】第5回:葛飾北斎「神奈川沖浪裏」

芸術について、簡単な英語で話す練習をする英語教室です。 今回のテーマは、「葛飾北斎『神奈川沖浪裏』 The Great Wave of Kanagawa」。 世界的に有名な日本美術作品のひとつです。波をダイナミックに描き、富士山を遠くのぞむ構図、 ヨーロッパから伝えら…

ウクレレレッスン

毎月一曲ずつ練習している、ウクレレ教室。 今月は、「IF I HAD YOU」という曲を練習しました。1920年代のジャズのスタンダードナンバーで、 フランク・シナトラやビング・クロスビーの録音も残っています。 ウクレレで弾きやすいコードにアレンジして、練習…

【墨ワークショップ】第3回 雨

墨をするところから始め、墨を使って遊ぶ「墨ワークショップ」。 梅雨に入った6月は、「雨」をテーマに描きました。 雨といっても、ぽつぽつ降る雨、暴風雨、夕立ちなど、 さまざまな表情があります。 参加者のみなさんは、想像力をふくらませて 自由に描き…