【仏教なぜなに問答】

お坊さんとともに仏教を学び、語る「仏教なぜなに問答」。
仏説無量寿経」というお経も少しずつ読み進めています。


今月はこんなお話がありました。
「無量」とはどのようなものか。
はかることができないほど多い。
あるいは広いとか狭いといった限界がないほどの存在。


仏像というわかりやすい形であらわされたりもするけれど、
ただ木像にとどまらず、あまねく十方に届くイメージのもの。


そのお話は哲学的な問答のようでもあり。
雲をつかむ感じではありますが、
限りなく広々としたイメージは何となく伝わってきました。


次回は2月18日(水)に開く予定です。
詳細はこちらでご紹介しています。

【墨ワークショップ】さまざまな紙に描く


新年明けて初めての墨ワークショップ。


今回のテーマは「Using different kinds of paper」、
つまり「さまざまな紙に描く」。


本画仙紙、どうさ引きして滲まない紙、
クリスティーン先生が北京で買い求めた紙など
4種類の紙を使って書きました。


同じ墨を使っても、紙によって黒が濃く出たり、
少し茶色っぽく見えたりと、違いがはっきりわかりました。


最後はそれぞれの作品を見て回り、感想を述べあいました。
次回は2月14日(土)に開催予定です。
詳細はこちらでご紹介しています。



【ウクレレ教室】

今月のウクレレ教室は、クリスマスバージョン。


LAST CHRISTMAS」「HAPPY CHRISTMAS」の二曲を
みんなで弾いて歌いました。


教室の後は、今年もクリスマス会!
持ち寄りパーティー、そしてミニ発表会を行いました。


ご参加のみなさま、今年もありがとうございました。
2015年の第1回目は2月15日(日)午後2時から開催予定です。

【墨ワークショップ 羊】

墨の世界を自由に遊ぶ「墨ワークショップ」。
12月のテーマは「羊」。来年の干支です。


クリスティーン先生が持ってこられた、
さまざまなモチーフを参考に取りかかります。
ぼかしや滲(にじ)みといった手法を使い、
羊のモコモコ感を表現しました。


できあがった作品は、こちら。
「この作品を年賀状に使おう!」という声もありました。
今年もご参加のみなさま、ありがとうございました!

2015年は1月10日(土)、2月14日(土)12時45分からの
ワークショップを予定しています。






【中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」】小雪のころ



中国茶の時間「茶詩・漢詩中国茶と」

毎回、二十四節気の暦にちなんだ中国茶漢詩、点心を味わう
中国茶の時間「茶詩・漢詩中国茶と」。


11月は「小雪(しょうせつ)」がテーマ。


広西省の桂花(キンモクセイ)と、
安徽省で作られた、いぶした香りの祁門(キーモン)紅茶をいただきました。


祁門紅茶は、ダージリンスリランカウヴァと並んで
世界三大紅茶にあげられます。
桂花はよい香りがするだけでなく、
体温を上げるとされる、花茶の中でもめずらしい種類だそうです。


点心はフェンネルが入った焼餅と、乾菓いろいろ。


この日の漢詩は、「雪」。
明代の唐寅(とういん)の作。


書き下し文の一部をご紹介します。
「竹の間に降り込む凍てつく雨は、麻のように細やか。
夜、炉を囲んで、茶を煮ながら、外の音を静かに聴く」。


情景が目の前に浮かぶような七言絶句の詩です。
こんな境地にならるのなら、凍てつく夜もまたよし。そう感じられるかもしれません。


次回は12月16日(火)に、「冬至」をテーマに開催予定です。


【墨ワークショップ】コラージュII

今月の「墨ワークショップ」では、これまでに描いた作品を使って
大小さまざまなカードを作りました。

ぜひ、みなさんの作品をご覧ください。
まずはクリスティーン先生がお持ちになったカードたち。


そして、みなさんの作品はこちら↓






筆の動きにまかせた線、細かく描いた模様を切ったり貼ったりすると、
また新たなイメージに。


もとは、クリスティーン先生がイングランドでカリグラフィーのワークショップに
参加した際、アコーディオン型のカードを見たときにアイデアを思いついたのだそうです。


早くもクリスマスカードを作った方も。
こんなカードが届くと、きっとうれしいことでしょう。
ワークショップの最後は、みなさんの作品を見てまわり、
黒一色ではない、墨のいろいろな表情を確かめました。


次回は11月8日(土)に「カード作り」をテーマに開催します。
詳細はこちらでご紹介しています。

【英語教室Free Talk】

アートにとどまらず、話したい内容を
英語で話せることをめざす「英語教室Free Talk」。


最近見た展覧会について、英語と時には日本語まじりで話したり、
凝った作りのCDジャケット、ブックレットを
披露してくださる方もありました。


クリスティーン先生は日本語もおわかりですので、
話したい内容について日本語で伝えると、
英語での表現を教えてくださいます。


きょう習った単語で印象深かったのは「fragile(フラジール)」。


今回はお菓子の食感が「ほろっとしたクッキー」でしたので、
その感触をあらわすのに「fragile」が使われました。


郵便や宅配便などで壊れやすいものを送る際に
「fragile」シールが貼ってあるのを見かけます。
陶器などの壊れやすいものに使うだけのかという印象でしたが、
クリスティーン先生によると「何でもOK」とのこと。


食べ物や物の状態、人に対してや人間関係の状態についても
使うのだそうです。


多様な意味をもつ単語のおもしろさを教えていただきました。
次回は11月8日(土)に開きます。
詳細はこちらでご紹介しています。