シェイクスピアの「マクベス」


今月は、シェイクスピアの「マクベス」特集。
シェイクスピアの悲劇の中でもっとも短く、
かつ陰湿な出来事が次々と起こる戯曲です。


登場人物がたくさん、かつスコットランド風の似た名前が多いので
ストーリーを追うのが難しいのですが、
セリフだけを追っても奥深い作品です。


かけ足ではありますが、
朗読を聞きながら、重要な場面をたどりました。

たとえば、と先生があげた有名なセリフには、こんなものがありました。
「To-morrow,and to-morrow, and to-morrow (明日、また明日、また明日)」
「Out ,out, brief candle!(消えろ、消えろ、はかない蝋燭)」
「what's done is done (出来た事は、出来た事)」など。


セリフの背景など聞きながら、
400年以上前に上演された「マクベス」の世界に近づきました。
次回は、5月9日(水)に開催します。テーマは「岩波文庫で読む英詩:ワーズワス」です。