【文系のための物理学講座「かわいい物理」:音の出る工作】


文系のための物理学講座「かわいい物理」、
今月は講義はお休みし、音の出る工作をしました。


今回作ったのは、「ゴピ・チャンド」。インドの一弦琴です。
「弦をはじくだけでは、大きな音は出ない。
弦の振動が平らな面、
たとえばゴピ・チャンドだとカップの底に
振動が伝わることで、音が響きます」。
といったお話が、物理のお勉強です。


さてゴピ・チャンドの材料は、プラスチックのカップやテグス、板、木製スポンジ、ネジ…、
いずれもホームセンターや百円ショップで手に入るものばかり。

菊池先生から作り方を聞き、さっそく取りかかりました。


やさしい工作、といっても弦の張り方やネジの留め方にコツがあるようで、
みなさんで協力しながら、進めました。


ほかには、ストローを使った笛や、
アイススティックを木製スポンジに留め付けた、
親指ピアノ「カリンバ」も工作。かわいい音がします。

ゴピ・チャンドは、こんな風に演奏します。


完成したみなさんの作品は、こちら。
形も音色もさまざまです。


次回は、7月21日(木)。「磁石」をテーマに開催します。