【英詩を読む 夜の部】詩で巡る英国の旅III イングランド中部 Milton, C.Rossetti


 今月はイギリスを
代表する詩人、
ミルトンとロセッティの特集です。


17世紀に聖職者としても
活動したミルトンが
病で失明した後に
著したのが『失楽園』。

(英語タイトル:Paradise Lost
壮大な叙事詩です。
4年もの歳月をかけて口述筆記されたこの作品は、
ヨーロッパ文学の最高傑作のひとつといわれています。


一方ロセッティは、英語の音の美しさと
韻を踏んだリズムの良さが際立っています。
武田雅子先生は中学1年生の時にロセッティの詩に出会ったことで、
英語が好きになったのだそうです。
詩だけでなくロセッティは、かわいらしい絵本や
童謡もたくさん発表しています。


そちらの特集【Christina Rossettiと子どものための詩】は、
6月16日(水)開催の朝の部と、
少し先ですが11月10日(水)の夜の部で学ぶ予定です。