はじめてのワイン&チーズ:熟成ワインとチーズ


「はじめてのワイン&チーズ」の第2回のテーマは
「熟成ワインとチーズ」。
20年間熟成させたイタリアを代表する赤ワイン、キャンティと若いワインを飲み比べる、
というのがもともとのテーマですが、
さらに今月は、サプライズな白ワインが!


20年前に造られた、白ワインが登場しました。
「長く熟成させた白ワインに出合えることは、ほんとうになかなかないことです。
レッスンの直前に、偶然お店で見つけました」と先生。


20年経っているのにフルーティーな酸味がまだ残っていて
バランスのよいワイン。樽の香りと、発酵による乳酸香がかすかに感じられました。
グラスを傾けて、ゴールドに輝くワインの色みを確認しました。

一方、赤ワインのキャンティは、21年間熟成と2年熟成の
違いを確かめました。



同じくチーズも熟成させたものと若いタイプを食べ比べ。
写真は、どちらも同じ「ミモレット」というチーズ。
右奥が12か月熟成、手前左が22か月熟成。

22か月熟成のチーズを口に含むと、シャリシャリした食感。
これは、うまく熟成したことにより、
水分が飛んでアミノ酸がしっかり残った、よい状態なのだそうです。
12か月のチーズも十分おいしいのですが、比べてみると風格が違います。

ご参加の皆さんから「食べ比べてみると、全然違う!」との声があがりました。


次回は「ワインの格とは」についてお勉強します。