【中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」雨水のころ】


今年はじめの中国茶を開催。
二十四節気の「雨水」は、今年は2月19日でした。
雪にかわって雨が降り、
木々の芽をふくらませる時季とされています。


今月の詩は、北宋の詩人・書家である黄庭堅の「春近〈しゅんきん〉」。
軽寒〈けいかん〉の中、降る雪を白い花に見立て、
もうすぐ来る春の兆しを詠んだ詩。
お好きな一節をお帳面に書き写しました。


湯は、白毫烏龍茶(東方美人)。
昨年6月に台湾で取れたもので、
最近成熟しておいしくなっているのだそうです。


乾菓は、落花生と無花果
点心は、大根餅。

来月は、3月13日(火)に開催します。