今月の中国茶の時間は、夏至の前日に開催しました。
中国では、夏至は「陽が極まる日」として大事にされているのだそうです。
まず、冷たい梅子湯で一服。
色づきはじめた梅の実を氷砂糖で煮たものに、
レモングラスで香りをつけたもので、清涼感が広がります。
今回の漢詩は、唐時代の詩人、竇常の「北固晩眺」。
「梅天風雨涼」=梅雨空だというのに風雨は涼しい、という一節が
今の時季にぴったり。
お好きな一節を、筆でお帳面に書きました。
中国茶は、台湾の凍頂烏龍茶。2011年の新茶です。
乾菓は、種子、金柑、ライチ。
点心は、海老焼売。
次回は、7月19日(火)に開催。
暑さを滅するような!? 漢詩と中国茶を味わいます。