【しっかりワインレッスン】超個性派ワイン

今回のテーマは、「超個性派ワイン」。初めての試みです。
お店やレストランにはほとんど流通していない、でも、おいしい!
そんな、めずらしい国や品種のワインを集めました。
ギリシャレバノンシチリアからの3本です。


紀元前からワインを作ってきたギリシャのワインは、
地元のアシルティコ種というぶどう100%で作られた赤ワイン。
甘酒のコンフィチュールとの相性がよいと好評でした。


レバノンのワインについては、まず国の位置の説明から始まりました。
アジアの西端あたり、地中海に面したレバノンでは、
古くからワインが作られていました。
オベイデ種、メロワ種というぶどうを使った白ワインは、
金色でハチミツのような香りが特徴です。


最後にテイスティングしたのは、イタリア・シチリア州のマルサラ。
もともとカジュアルなイメージのお酒ですが、
10年熟成させたこのマルサラは、トップブランドにあげられるのだそうです。
香ばしい熟成感と甘さがあり、柏餅との甘いもの同士が意外とぴったり合いました。

このほかのワインのお供は、チーズ「カンタル」と、
ドライトマトとグリーンオリーブのフーガス、くるみのマカロン、田舎風バゲットです。
「しっかりワインレッスン」の次回は、6月18日(土)に開催します。