【中国茶会】大暑のころ


梅雨が明けて、二十四節気の「大暑」のころ。
まず、氷だしの菊花茶と、氷砂糖で煮た蓮〈はす〉の実を合わせた
冷たい飲み物でのどを潤しました。


中国では、夏を涼しく過ごすために
山へ出かけることが多いそうで、
山にいる人を訪ねる漢詩三編から、好きな一節をお帳面に書き写しました。
李白、王維〈おうい〉、孟浩然〈もうこうねん〉の詩は、山中で涼を呼ぶイメージと重なります。


山にちなんで、お茶は台湾の「高山茶」をテイスティングしました。
標高2700メートルの高地で栽培されたものです。


点心は、包子〈パオズ〉。
乾菓は、花梨糖と夏野菜のチップスです。