【中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」】霜降のころ


霜が降りはじめるとされる、二十四節気の「霜降〈そうこう〉」のころ。


はじめに、金木犀を浮かべた桂花紅茶を飲み、
漢詩をお帳面に書き写しました。


今月の漢詩は、白居易の「秋居書懐」。
秋の一日に心に思うことを書く。
衣食住において今あるものを受け入れて
満ち足り、思うことのない状態。
そんな無為を楽しむ心地を詠んだ詩です。


乾菓は、芋と豆、黒オリーブの蜜漬けなど、
中国茶は、蜜蘭香単そう、
点心は焼餅です。

来月は、11月15日(火)に開催します。