2011-10-18 【中国茶の時間「茶詩・漢詩と中国茶と」】霜降のころ 中国茶の時間 霜が降りはじめるとされる、二十四節気の「霜降〈そうこう〉」のころ。 はじめに、金木犀を浮かべた桂花紅茶を飲み、 漢詩をお帳面に書き写しました。 今月の漢詩は、白居易の「秋居書懐」。 秋の一日に心に思うことを書く。 衣食住において今あるものを受け入れて 満ち足り、思うことのない状態。 そんな無為を楽しむ心地を詠んだ詩です。 乾菓は、芋と豆、黒オリーブの蜜漬けなど、 中国茶は、蜜蘭香単そう、 点心は焼餅です。来月は、11月15日(火)に開催します。