fictions exhibition「食べられないレストラン」ワークショップレポート

展覧会「食べられないレストラン」(10月8日まで開催中)の関連イベントとして、
10月1日にワークショップ「レストランのメニューを作る」を開催しました。

展示している様々な日用品を素材として使用し、
「おいしそうなもの」を作っていただくという内容。
完成した品は、fictionsの成田が撮影しました。

今回の展覧会で中心となる作品は、
架空のレストランのメニューを一冊にまとめた本です。
ふだん見慣れた日用品から作成したメニューの写真25点で構成しています。
展示会場では、その材料となった日用品が、
キッチンに見立てた空間に並んでいます。

参加者の方には、このキッチンから自由に素材を選んでもらい、
組み合わせたり加工したりして、自分がおいしそうだと感じる品を作ってもらいました。
素材を選んでいる時点ですでに、日用品を本来の名前ではなく、
食材の名前で呼び合うという、おもしろい状態になっていました。

作っている間に方向性が見えてきて、2時間弱で洋食のコース料理を作られた方もいました。
やはり本人の食の好みが強く反映されるようです。
童心に返って熱中してしまったという感想もありました。


作成いただいた品は、展示会場内に設けた撮影ブースで随時撮影していきました。

完成したメニューの写真は会場に展示しています。
どんな料理に仕上がったかは、ぜひ会場で確かめてみてください。

10月7日(金)7:00pm〜8:30pmには、
イベント「食べられるレストラン」を開催します。
ご予約は前日まで受付中です。
展覧会、イベントの詳細はこちらです。
http://www.workroom.co.jp/wra/exhibition/index.html