【ワークルームのトークショー 対談「デザインの風景」】

トークショーの2つめは、「デザインの風景」。
ワークルーム*Aで展覧会中のグラフィックデザイナー永原康史さんと
アーティストの藤本由紀夫さんによる対談です。


知り合ってから、30年近くにもなるというお二人。
コラボレーション作品をはじめ、展覧会場構成、
図録のデザインなどで交流を続けています。


近年は、藤本さんがコンセプトを伝えて、
永原さんが具体的なデザインに仕上げる、というかたちで
展覧会やカタログづくりがすすむのだそうです。


お二人が携わった、CCGA現代グラフィックアートセンターでの展覧会「四次元の読書」や、デュシャンの遺作の「再現作品」、
稲垣足穂の電子ブック、村上三郎のCD-ROM…。
実際に作品や写真を見ながら、作品のコンセプトや制作の背景、
コラボレーションすることで生まれる発見について、などなど。


80年代から現在までのグラフィックデザインの歴史がよくわかりました。